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ようこそ、AKTA avant 25ワールドへ

1996年にAKTAexplorer 100の発表を皮切りにAKTApurifier、AKTA FPLC、AKTAxpressなどさまざまなAKTAdesignを皆様に提供してまいりました。AKTAdesignの登場から14年目となる2009年9月には、待望の新顔、AKTA avant 25を発表しました。今回はAKTA avant 25の素顔に迫ります。

【もくじ】
AKTA avant 25ってどんな機械なの?

小さいけれど便利な改善が各所に UNICORNも一新
AKTA avant 25と新カラムでCapto担体のスペックを最大化
一歩先を

AKTA avant 25ってどんな機械なの?

際だつ外観

AKTAといえば、生体分子精製用の液体クロマトグラフィーシステムです。そして今までは黒を基調としているのが特徴でした。AKTA avant 25は全く異なる色調をしています。左半分がワインレッド、右半分が白のツートンカラーに目がとまります。思わず本当にAKTAなの?と目を疑うかもしれません(図1)。

AKTA avant 25
図1 AKTA avant 25外観

本体とフラコレが一緒に

フラコレはオプションか、と見間違えそうな外見ですが実は内蔵式となっております(左側)。カセットは試験管用に4種類(3、8、15、50 ml用)、と深底プレート用に1種類ご用意しております。お好きなカセットを6個まで乗せられます(図2)。深底プレートというと96穴を想像しますが、AKTA avant 25では24穴および48穴プレートにも対応し、より大きなフラクションも深底プレートで回収できるようになりました。
カセットをラックに乗せて扉を閉めると、カセットの種類を特定するためにスキャンが開始します。どこにどのカセットが収納されているかが扉を開かなくても確認できます。また本体内蔵のため、外部から埃が入りにくくなっています。

フラコレ
図2 内蔵型フラクションコレクター

 

小さいけれど便利な改善が各所に

女性でも簡単に回せます

従来のパージバルブを回す際に指に力が入らず、回しにくい、というご意見がありました。AKTA avantのパージバルブには羽根が付いたので持ちやすく、力を入れやすくなりました(図3)。

パージバルブ
図3 羽根付きのパージバルブ

ポンプはいつもきれいに

リンス液が手前に移動しました(図4)。手前(写真左)はシステムポンプ用、奥(写真右)はサンプルポンプ用のリンス液です。従来は奥にあり、手が届きにくい、といったご意見をいただいていましたが、前に移動したことでリンス液の交換も便利になり常にクリーンなリンス液を保ちやすくなりました。

リンス液
図4 リンス液のチューブホルダー。写真左がシステムの手前側、右が奥側になります。リンス液が手前になったので交換も楽です。

奥にも簡単に手が届きます

従来は背面にあったバルブが右側に移動し、作業がしやすくなったとはいえ、奥にあるコンポーネントには手が届きにくいものです。AKTA avantは回転させて、手前に移動できます。そうすれば無理なく手が届き、落ち着いて操作できます。従来よりも少ない力で簡単に回ります。そのため、通常は回転しないようにロックがかかります(図5)。

ロック
図5 簡単に回るので普段は回転しないようにロックをかけます

送液もすぐに止められます

正面の液晶ディスプレイでは、実験中の状況(ステータス)やランデータを表示し、何をしているのかが一目瞭然です(図6)。加えて画面中のPause、Continueボタンを使えば、送液の中断、再開が可能です。カラムを接続する時に、コンピュータから送液操作を行ったものの、準備不足であわててポーズしたいというときも、AKTA avantなら接液部近くの液晶ディスプレイでできるため、焦らずすぐに送液を中断できます。

タッチパネル
図6 本体前方についているタッチパネルで送液を途中で止められます。

サンプルループもダイレクトロードもまよわずサンプル添加

サンプル量が数100 mlの時にはダイレクトロードで、ゲルろ過など少量の時にはサンプルループを使って、と目的に応じた使い分けにも対応するべく、各インジェクション方法に応じた配管変更を行いました。AKTA avant 25ではインジェクションバルブのポート数を増やし、ダイレクトロードでもサンプルループによるマニュアル添加でも配管を変更せずに実験できます(図7)。変更手順を間違えてサンプルをロスという心配がなくなりました。

サンプル添加
図7 同じ配管でサンプルループおよびダイレクトロードが選べます

pH校正も簡単

フローセルにpH電極を装着したまま校正できます。なんとpHフローセルがバルブと一体化し、pHモニタリングしない時はバイパス、モニタリングする時は通液できるバルブポジションを採用しています。このポジション変更に伴い、ディレイボリュームも自動変更。無駄なディレイボリュームを減らせます。

カラムの破損を防ぎます

カラムバルブ入口と出口に圧力センサーが搭載されました(図8)。これにより、

  • カラムバルブ入口の圧力により、カラムハードウェアを保護する
  • カラムバルブ入口と出口の圧力差により、担体を保護する

ことができます。

圧力センサー
図8 カラムにかかる圧をモニタリングする圧力センサー

 

UNICORNも一新

UNICORN 6とソフトウェアも一新しました。大きな変更の一つにメソッドの作成方法があります。 これまでUNICORN 2~3ではテンプレート方式を、UNICORN 4~5ではウィザード方式によってメソッドを作成してきましたが、UNICORN 6ではフェーズ方式を採用しました。フェーズ方式では、クロマトグラフィー実験の各部分(サンプル添加、溶出など)をフェーズとして扱い、その設定値を各フェーズの詳細画面に入力します。フェーズが実験順に並んでいるため、直感的に編集しやすくなっています。更にフェーズライブラリーから必要なフェーズをドラッグでメソッド内に導入することも簡単にできます。精製が終わったらカラムを洗浄する、といった一連の作業も簡単にメソッド作成できます(図9)。

UNICORN 6
図9 UNICORN 6でのメソッド作成

AKTA avant 25と新カラムでCapto担体のスペックを最大化

AKTA avant 25では25 ml/minまで送液可能なポンプにより、実験室で使用する内径16 mmまでのカラムに対して高流速送液が可能となりました。特に流速特性の高いCaptoとの相性は抜群。Captoの特性を十分に発揮できるよう、HiScaleが空カラムのラインナップに追加されました(図10)。 HiScale 16/20、HiScale 16/40ではそれぞれ最大20 cm、40 cmまで充填が可能な、内径16 mm、耐圧2 MPaのカラムです。これまでXKカラムとCapto担体を組み合わせて300~600 cm/h(XK 16では10~20 ml/minに相当)で送液しようとしてカラムハードウェア耐圧によりオーバープレッシャーで止まることがありましたが、HiScaleにより担体特性を十分発揮できるようになりました。さらに、AKTA avant 25の圧力ダブルモニタリングでもオーバープレッシャーで止まりにくくなり、担体特性を十分発揮できるようになりました。

HiScale
図10 HiScale 16/40を装着した図

一足先を

AKTA avantには、皆様の研究がより早く結果を出して次のステップへ進めることへの願いが込められています。AKTAの次世代機であるAKTA avant 25で、一足先を目指しませんか!

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