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クロマトグラフィー

2019-02-06 16:00:00

あれ?グラジエントがはじまらない!?からのコンダクティビティ急上昇。こんな時どうする?

日頃AKTAをかわいがって頂いている皆さま。また、これからかわいがっていただく皆さまに、今回はよくあるトラブルシュートについてお送りしたいと思います。

イオン交換のときに以下のようなコンダクティビティーのクロマトデータがでちゃったことありますか?

こうなると溶出時のピーク位置再現性が取れませんよね。

この原因はポンプウォッシュを忘れたことです。

ポンプウォッシュをしていれば、バッファーインレットからポンプの中まできちんとバッファーが充填されます。

ポンプウォッシュを忘れてグラジエントをかけた場合に何が起きるかといいますと、BバッファーのインレットからBポンプの中までのボリュームが水の状態でグラジエントがかかってしまいます。

グラジエントの途中まではAバッファーと水の混合液が流れるため、いきなりコンダクティビティーが上昇するクロマトデータになるというわけです。

ついうっかりで大切なサンプルが無駄になったりしますのでご注意ください。

ちなみに・・・アフィニティークロマトグラフィーや疎水性相互作用クロマトグラフィーでも同じトラブルは起こる可能性はあります。

どの手法を使う時にも、メソッド開始前に、ポンプウォッシュをお忘れなく!




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