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ÄKTAの簡単便利機能講座【5】
~システム診断(チェックフロー)~

AKTAシステムは普段からのメンテナンスを行なうことで故障などのトラブルを防ぐことが出来ます。毎日安定して使うためにも普段からメンテナンスには気をつけましょう。


1)実験前に自己診断機能を活用しましょう

ÄKTA systemは起動時に自己診断を行ないます。実験前に毎回行なうことで早期にトラブルの発見につながります。低温室、またはチャンバーで使用している場合には、使用前に一度電源を切って再起動することでシステムの自己診断を行います。
※ステップ3)および4)はVer.5以降CU-950を使用の場合のみ実行してください。

<シャットダウン>

■System電源が入っている場合(低温室設置の場合)

1. Unicornを終了し、PCの電源をシャットダウンする
  矢印
2. ÄKTA system本体のメインスイッチをOFFにする
  矢印

(Unicorn Ver. 以降の場合のみ)
3. CU-950の電源を落とす(テーブルタップのスイッチをOFFにする。または、CU-950の電源プラグを一旦引き抜く)
  矢印10秒間ほど待つ

<起動>

(Unicorn Ver. 以降の場合のみ)
4. CU-950の電源をONにする
  矢印 1分間ほど待つ

5. ÄKTA system本体のメインスイッチをONにする
  矢印
6. PCの電源をONにし、Unicornを起動する
  矢印
Readyの表示がでるのを確認して実験開始


2)ÄKTA systemでトラブル発生した場合

1)の自己診断の結果、システムのどこかに何らかの不具合があればエラーが表示されます。ここでは、エラーが出た場合の対応法をご紹介します。

1. System controlの表示ディスプレイを確認する
  矢印Helpボタンをクリックして詳細を表示

2. System control内Logbookを確認する
  矢印
3. 本体の表示を確認する
  矢印
エラー番号やコメントの内容を控え、弊社バイオダイレクトライン(03-5331-9336)へご連絡ください


3)システムのメンテナンスのすすめ

3)-1 リンス液の交換:週1回

ÄKTA explorer(10S、100)、ÄKTA purifierのリンス液はポンプシール保護のため、常にシリンダー内の洗浄を行なっています。リンス液には20%エタノールを使用しますが、交換を怠るとポンプの破損につながります。
また、エタノールが揮発し、リンス液に雑菌が繁殖する恐れがあります。必ず、週1回交換してください。

1.リンス液:2本のチューブが入っています。 2.古いリンス液を廃棄します。 3.新しく20%エタノールを足します。
ステップ1 ステップ2 ステップ3
4.ポンプ作動字にリンス液が循環しているか確認します。循環していない場合には、コネクタが付いている方のチュービングに空の注射器を取付け、新しいリンス液を引き上げます。 5.交換終了(20 ml程度リンス液が入っている状態にする)。
ステップ4 ステップ4

ÄKTAFPLCの場合>

1.リンスチューブをガラスシリンダーから外してください。

2.50%Bで20ml/minでポンプを動かし、リンス液を排出してください。

3.シリンダーのピストンがガラスシリンダーの中央でポンプを止めてください。

4.リンスチューブを各ポンプの下のシリンダーに付けます。

5.新しいリンス液に各ポンプの下のシリンダーのリンスチューブに付け、ポンプを動かします。シリンダーチャンバーの中が半分満たされたら、ポンプを止めます。

6.リンスチューブを各ポンプの上のシリンダーに付けます。

7.ポンプを動かし、シリンダー内を新しいリンス液で洗浄します。

8.1-6のステップを1、2回繰り返し、シリンダー内を洗浄し、その後新しいリンス液でシリンダー内を満たしておきます。

3)-2 オンラインフィルターの交換・洗浄:必要時

<ÄKTAexplorer 10S、ÄKTApurifier 10の場合>

フィルターはポアサイズ2μmのチタン製焼結フィルターです。バックプレッシャーが高くなった場合には、分解して焼結フィルターを2M NaOH中で超音波洗浄してください。洗浄しても圧が下がらない場合は、新品のフィルター(18112094)と交換してください。

<ÄKTAexplorer 100、ÄKTAFPLCの場合>

フィルターはポリプロピレン製です。バックプレッシャーが高くなった場合は、新品のフィルター(18111244)に交換して下さい。

*バックプレッシャーが適切かどうかは、こちら[ÄKTAexplorer 10S(PDF: 657KB)、ÄKTApurifier 10(PDF: 657KB)、ÄKTAFPLC(PDF: 693KB)]からCheck3をご参照ください。

3)-3 インジェクションフィルポートのチェック:必要時

インジェクションフィルポートから液漏れする場合は、フィルポートにシリンジの針をさした状態で、フィルポートを指で軽く締めます。それでも、液漏れする場合はフィルポート先を交換(プラスチックスリーブ18-1154-17)してください。

1. インジェクションフィルポートをインジェクションバルブから外します。

2. 新しいインジェクションフィルポートをインジェクションバルブに軽く接続します。

3. フィルポートにシリンジの針をさした状態で、フィルポートを指で軽く締めます。

3)-4 UVランプの消耗度チェック:必要時

UPC-900つまみ図 おおよその寿命

室温:4000hr
低温室:2000hr

  • CheckメニューからCheck Lamp Intensity
    →  >20%は弊社技術サービス部へお問合せください

Check Lamp Intensity 210nm 85% 300nm 95%

  • CheckメニューからCheck Lamp Run Time
    →  >4,000h(室温)、>2,000h(低温)は弊社技術サービス部へお問合せください

Checkメニュー

4)システムの洗浄:毎回

実験の終了後は、ただちに超純水にてシステムを洗浄してください。また、2日以上システムを使用しない場合は、続けて20%エタノールで置換してください。この際、バッファーから直接エタノールに置換すると、システム内で塩が析出し、詰まりの原因となります。

常温設置の場合は、システム本体とPC類の電源をそのままOFFにできますが、低温の場合は結露防止のためシステム本体の電源のみ常時ONにします。

<ÄKTAFPLC、ÄKTAprimeの場合:次の方法でUVランプをOFFにしてください>

1.本体のUPC-900のつまみを反時計回りに一目盛り回します。

2.液晶パネルにLump ON/OFFの表示がでたら、つまみのOKを押し、OFFを選択してつまみのOKを押します。

UPC-900つまみ図Lamp ONからLamp OFFの表示


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