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AKTA oligopilot plus画像





ÄKTA oligopilot plus
-新しいオリゴヌクレオチド合成化学のニーズに対応

ÄKTA oligopilot plusは、新しいオリゴヌクレオチド合成化学のニーズに対応するよう設計された新しいオリゴヌクレオチド合成装置です。このシステムに加え、従来のÄKTA oligopilot 10およびÄKTA oligopilot 100を簡単にアップグレードするための拡張キットもご用意しました。



オリゴヌクレオチドは、第2世代のアンチセンス、アプタマー、免疫刺激オリゴヌクレオチド、RNAi(RNA interference:RNA干渉)などの分子診断および治療用に数多く使用されています。オリゴヌクレオチドの合成、研究、開発、製造を最大限にするには、高い自由度と汎用性、その上スケールアップが可能で費用対効果の高い製品が必要とされます。

オリゴヌクレオチド合成装置であるÄKTA oligopilot plusは、合成品質の改良と同時に、試薬消費量およびサイクル時間を50%以上削減しました。これにより、ÄKTA oligopilot plusを研究の非常に初期の段階でも使用できるようになりました。システム自体だけでなく、併せて使用するPrimer Support 200およびUNICORN制御ソフトウェアの自由度にも利点もあります。

合成スケールの柔軟性

ÄKTA oligopilot plusは、1~50 μmolのオリゴヌクレオチド合成用のÄKTA oligopilot plus 10と最大9 mmolのオリゴヌクレオチド合成用のÄKTA oligopilot plus 100の2種類をご用意しています(図1)。ポンプ駆動システムおよびフロースルー型カラムリアクターの技術により、幅広いスケールの合成が可能となりました。幅広い合成スケールに合わせて、数種類のカラムリアクターならびにディスポーザブルのOligosynt カラムおよびカセットをご用意しています。さらに、新しいカラムリアクターホルダーは、数種類のステンレススチール製リアクターを追加して処理量を増やせるように設計されています。開発が臨床試験の段階に進み、より大量のオリゴヌクレオチドが必要となる場合は、OligoPilot 400を用いて合成をスケールアップし、その後さらにOligoProcess システムを用いて合成をスケールアップすることも可能です。

ÄKTA oligopilot plusシステムのポンプシールおよびリンスシステムは、フロー性能の最適化がされているため、サービスおよび保守の費用が削減されます。モノマー注入口が12個あり、自由度の高い合成が可能で、さらに7ポートバルブにより、カップリング溶液を最大限使用することが可能です。合成反応に高価なモノマーが使用されている場合、これは経済的に重要な考慮点となります。

低いホスホアミダイト消費量で高いカップリング効率を達成

ÄKTA oligopilot plusのフロースルー技術により、DNAおよびRNAのホスホアミダイト消費量は著しく減少し、バッチリアクター合成装置よりも無駄が少なくなっています(詳細についてはdatafile 18-1144-66をご覧ください)。DNAの平均カップリング効率は通常99~99.5%であり、換算するとクルードの20塩基オリゴヌクレオチドの純度は約90%、クルードの80塩基オリゴヌクレオチドの純度は約55%となります(図2)。RNAでは98~99%のカップリング効率が達成され、クルードの21塩基のsiRNA(small interfering RNA:低分子干渉RNA)の純度は約76%となります。

クロマトグラフィー例の画像

Column: DNAPac PA100 4 × 250 mm (Dionex)
Buffer A: 10 mM sodium perchlorate (NaClO4), 1 mM Tris-HCl
Buffer B: 300 mM sodium perchlorate, 1 mM Tris-HCl
Flow rate: 1 ml/min at 50℃
Gradient: 1% to 55% B in 30 min
System: Ion exchange chromatography using HPLC 1100 System
(Agilent Technologies) of crude phosphodiester synthesized on ÄKTA
oligopilot plus 10

ÄKTA oligopilot plus 10を用いて合成したクルードの20塩基ホスホジエステルの分析イオン交換クロマトグラフィーの例

不活性ガスシステムにより分注制御を改善

オリゴヌクレオチド合成中に水分の混入を防ぐには、不活性ガス雰囲気下で試薬を取り扱うことが不可欠です。同時に、全試薬瓶に安定した均一なガス圧を維持することも、試薬の分注を完全かつ確実に行なうために重要です。ÄKTA oligopilot plusで使用している不活性ガスシステムは、従来のÄKTA oligopilotで使用されているシステムを改良したものであり、より優れた分注制御が可能になりました。

オンラインモニタリングおよびPAT

UNICORNと電気伝導度計、多波長可視紫外分光光度計、圧力モニターを組み合わせることにより、オリゴヌクレオチド合成へのPAT(Process Analytical Technology:プロセス分析技術)アプローチが可能となります。UNICORNのメソッドテンプレートを使用することにより、このシステムの流路をいつでも確実に、最大限に活用することができます。

Primer Support

Primer Support 200は、DNAおよびRNA合成用および多様な合成ニーズに合わせて最適化した複数のローディング量を販売しています。たとえば、アンチセンスDNAはローディング量200 μmol/gのPrimer Supportで合成できます。一方siRNAの合成については、ローディング量80 μmol/gのPrimer Supportが適しています。

まとめ

ÄKTA oligopilot plusオリゴヌクレオチド合成装置は、分子診断およびRNAiなどの治療用のオリゴヌクレオチド研究における厳しい要件を満たすように設計されています。また、従来のÄKTA oligopilotシステムをアップグレードするための拡張キットも販売しています。この新製品の設計の特徴により、合成の経済性、単位時間当たりの処理容量、最終オリゴヌクレオチド製品の品質を改善します。

Fast Trakでは、IQ/OQ文書パッケージの提供を行なっております。

さらに詳しく知りたい方は、以下をご参照ください。
データファイル:ÄKTA oligopilot plus (18-1144-66)
ウェブサイト:www.gehealthcare.com/oligo


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