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細胞

2015-09-25 16:47:10

蛍光顕微鏡の限界を超え、紡錘体を繊維状にとらえる

分裂期PTK1細胞

写真は分裂期の染色体中に形成される動原体(赤)に緑色の繊維状の紡錘体微小管が結合している様子を立体的に観察したものです。 この写真をお客様にご覧いただくと「こんなに細かい構造まで見られるんですね。」とよく驚かれます。

共焦点顕微鏡などを含めた一般的な蛍光顕微鏡には、光の波長に依存した解像度の限界があります。そのため、XY方向で250~300 nm、Z方向で500~600 nm以内に寄り添っている細胞内構造や分子は分離することができません。

その解像度の壁を打ち破る技術が超解像度顕微鏡です。弊社超解像度顕微鏡DeltaVision OMXの3D-SIM技術ではXY方向だけでなくZ方向にも高い解像度を得ることが出き、細胞内構造の位置関係や分子の(共)局在化などの様子を詳細かつ立体的に映し出すことが可能です。そのため、一般的な顕微鏡では、一つの塊にしか見えなかった紡錘体が、繊維状のものの集合体であることが上記の写真から観察できます。

下記のイメージギャラリーでは、上記画像を回転させ、立体的に観察できる動画がご覧いただけます。

イメージギャラリー

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